私が申請したビザはPartner Provisional (subclass 309) visaです。このビザは2段階にわかれており、ステージ1で2年間のビザを取得できます。ステージ1のビザ申請後から2年後に、ステージ2 永住権(Permanent Partner visa)の申請をすることができます。
私は全て日本からオンラインで手続きしました。書類がすべて揃っていなくても申請をすることができます。
私は2015年3月に始めたのですが、あと3ヶ月早かったらもっと申請料が安かったのに...と悔やまれます。ビザ申請費用はどんどん値上がりしているので、早めに申請を始めると良いと思います。申請は"Australian Government Department of Immigration and Border Protection"の"ImmiAccount"というページから行います。"ImmiAccount"にログインして”Create ImmiAccount"をクリックすれば始められます。アカウントを作成する時はかなりたくさんの英語を書かなければならないので、パートナーさんに書いてもらうことをお勧めします。
それでは、用意した書類をまとめていきたいと思います。
スポンサー(パートナー)の書類
※( )内は該当項目です
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パスポート(Evidence of Birth of Age, Identity, Australian Citizenship)
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在留カード(Evidence of Residential Address)
ビザ申請者(私)の書類
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Form888:義父に1枚、私と夫の共通のオージー友人に1枚書いてもらいました。
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戸籍謄本+プロ翻訳(Evidence of Change of name)
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婚姻証明書+プロ翻訳(Evidence of Marriage)
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住民票+プロ翻訳(Evidence of Residential Address)
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運転免許証(Evidence of Birth of Age, National Identity Document other than passport)
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パスポート
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旧姓のパスポート
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パスポートサイズの自分の写真(Photograph-passport)
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友人の開店祝いの招待状(Evidence of Social aspects of the relationship):私と夫の両方の名前が書かれていたので提出しました。
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無犯罪証明書(Evidence of Charactor)
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Our HistoryというタイトルでA4用紙5枚に、写真を10枚貼付けて、出会いから結婚までのいきさつを説明しました。(Evidence of Nature of the couple's mutual commitment to each other)
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Finantial aspects of the relationshipというタイトルでA4用紙2枚に私たちの日々の生活費が誰の口座から引き落としされているか説明しました。ジョイントアカウントがあると簡単だったのですが、なかったため、私と夫の通帳の1ページをスキャンし、"see finantial evidence A,B,C"と支払い項目に書き込み、別の書類を用意しました。
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私のクレジットカードの明細書+自分で翻訳(Evidence of Financial aspects of the relationship-financial evidence A):私のクレジットカードの支払い口座は夫の名義の銀行になっていた。
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私の保険明細書+自分で翻訳(Evidence of Financial aspects of the relationship-financial evidence B):私の保険の支払い口座は夫の名義の銀行になっていた。
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夫名義の自動車税納税通知書兼領収書(Evidence of Financial aspects of the relationship-financial evidence C): 夫の車の自動車税の支払いを私の口座からした。これは翻訳しないでそのまま提出しました。
以上を2015年7月まで少しずつ用意してオンライン提出していきました。
すべて提出し終わって2週間くらいで、ソウルのCase officerから連絡がきました。この後の質問等はすべてこの担当者にしています。7月末に依頼のあった追加書類は下記の通りです。
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パートナーと一緒に写っている写真(Other):追加で写真を依頼されたので5枚ほど提出しました。
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Form40SP:追加で依頼されたので提出しました。
健康診断について
書類をすべて提出する前の段階で、「健康診断に進んで下さい」というボタンが表示されました。そのまま表示に従って進めると”Refferal letter"という紹介状がもらえます。病院を予約するには、この紹介状の右上についているバーコードとその下のHAP番号が必要です。この紹介状をもって病院を受診すると、あとは病院側で診断結果を送ってくれます。
私は妊娠前に受診したのですが、X線検査もあるので妊娠中の方は後で検査になるそうです。
翻訳について
日本に住んでいる場合、NATTIの資格者でなくてもプロの翻訳者であれば問題ありません。自分では駄目です。私は知り合いの翻訳事務所にお願いしました。翻訳者に連絡がとれるよう、連絡先を翻訳者に書いてもらって下さい。
無犯罪証明書について
証明書は封筒に入っていて、「開封すると無効になります」と書かれていました。なので、提出するときは封筒をスキャンして、提出しました。そうすると、7月末に初めて担当者から連絡が来たときに「開封してスキャンしてアップロードして下さい」と返事がきました。
書類を揃えるのは大変でしたが(特にFinancial aspects用)、なんとか無事に終えることができました。私はいらないものは結構すぐに捨ててしまうのですが、何か使えそうな書類があれば、前もって取っておくことをお勧めします。