0歳育児つからった事 第2位 腱鞘炎

娘が産まれてからのこの1年を振り返って、産後の体調等含め、つらかった事ランキングの続き。

 

第2位 腱鞘炎

地味に長引き、辛かったのが腱鞘炎。痛みが出始めたのは産後3週目頃。オーストラリアに行く日が迫っていたので、産後5週目頃にステロイド剤を打ってもらいました。ただ授乳中はあまり打たない方がいいという先生の方針で、所定量の半量しか打ってもらえませんでした。思っていたよりも相当痛い注射でした。効果も持続せず、10日くらいで痛みが戻ってきました。

 

できるだけ娘を抱っこするときやオムツを替えるときは、腕全体で抱くようにし、手首や指を使わないように心がけましたが、痛みは増すばかり。親指だけでなく、中指や薬指もばね指になり、朝はとくに痛みが強かったです。

オーストラリアについてしばらくは夫の実家で暮らしていたので、炊事をあまりする必要がなく、なんとかなっていたのですが、実家を出る前になんとかする必要がありました。その時点ではフライパンをもったり、包丁を使う事もできなくなっていました。両手にサポーターをして、テーピングをし、痛み止めクリームを塗っていましたが、自力で治すのには限界がありました。

 

オーストラリアで病院にかかるときはまず、

GPと呼ばれる一般開業医に看てもらい、治療方法を考えます。

紹介状 (Referral) をもらい専門医でレントゲンと超音波検査をして、専門医は診断結果をGPに送ります。

GPはその診断結果をみて、ステロイド注射が必要と診断しました。

また紹介状をもらい、今度はステロイド注射をすることができる病院に行きます。

ここでは超音波で腱鞘をみながら、炎症を起こしているところに注射します。自分に針が入ってくる映像をみながらだったので、不思議と痛みはあまり感じませんでした。

 

これでだいぶ痛みは楽になり、普通の生活をすることができるようになりました。サポーターはつけたりつけなかったり。。痛みが強くなってきたらテーピングをしたり、動かさないようにしたり。

痛みが完全になくなったのは、生理がきてからです。嘘のようにピタリとなくなりました。うすうす感じてはいましたが、やっぱり使い過ぎが原因というより、ホルモンの関係が大きいようです。

病院のスタッフによると腱鞘炎はなりやすいタイプがいて、遺伝しやすいそうです。私は母も姉も産後腱鞘炎に悩まされていたそうです。妹だけは大丈夫でしたが。

地味につらく、何よりも長く悩まされたので第2位にしました。