妊娠中期、幼児(1歳10ヶ月)との国際線はやっぱり大変だった(後編)

娘と2人きり+乗り継ぎがあった帰りはやはり大変でした。

 

札幌から成田までの国内線は満席で娘はずっと私の膝に乗っていました。

お腹に直接体重がかからないように娘の体を少しずらして膝に乗せていたのですが、娘の肘がお腹にあたり痛かったので、途中から床に下ろしたり、私が少し横に寄って座席に座らせたりしていました。私が小柄なので隣の人にぶつかることはなかったです。娘を膝に乗せたままテーブルを倒すこともできたので、おやつを食べたり、飲み物も飲めました。

空港までの車の中で1時間ほど寝ていたので、機内ではずっと起きていました。

 

格安航空を使ったので、成田では第3ターミナルから第2ターミナルに移動する必要がありました。荷物の積み下ろしが大変だっので、バスは使わず、歩いて移動。

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娘は自分で歩いたり、カートに乗ったり。

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疲れたのは国際線のチェックイン。行列に1時間くらい並んでいる間、ずっと立っているのが地味に辛かった。

娘は絵を描いたり、おもちゃの犬を散歩させたり、他の子どもを見たり愚図ることもなく、いい子でした。

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ゲート近くの子どもの遊び場。日本滞在中に覚えたジャンプ。「いち、にー、ぴょん!」と言いながらずっと飛んでいました。この時点で私はもうくたくた…

 

ブリスベン→東京間は夜便だったので、待っている間に実家から持ってきたおにぎりや、空港で買ったサンドイッチを食べさせた後はオムツを替えて寝る準備をしていました。

 

機内に入ると座席は私の分(一番後方通路側)しか取っていなかったのですが、運良くがらがらで、空いていた3席(一番後方真ん中)を「使っていいよ〜」といってくれたので移動しました。

 

飛行機は少し遅れて離陸。もうすでに疲れ果てていた私は離陸直後に嘔吐。娘は機内アニメを見たり、またおにぎりを食べたり。機内食を食べたらまた嘔吐しそうだったので、私も寝ることにし、娘を横にし、私も足を座席に伸ばし、音楽を聴きながら目をつむっていました。

途中、乾燥するのか、鼻を触りながら娘は何度か泣いて起きましたが、とんとんするとすぐにまた寝付くので、私もひたすら目を閉じていました。

が、乱気流のせいか機体が揺れる揺れる。空腹、風邪、疲れ、妊婦だから?かずっと具合が悪く、結局一睡も出来ないまま何度も嘔吐。しんどかった…

着陸1時間くらい前に機内食(果物とマフィン)が出され、娘も丁度起きたので食べさせました。

着陸時はまた嘔吐。娘も泣き出したのですが、私も自分に必死で顔をあげることが出来ず…

様子を後ろから見ていたフライトアテンダントさんが、大量のエチケット袋と温かい紙ナプキンを持ってきてくれて助かりました。

 

なんとか入国手続きや税関を通って、迎えに来ていた夫の顔を見たときは本当にほっとしました。

そして家までの車の中でも再び嘔吐。飛行機から持ってきたエチケット袋が大活躍。

 

家に着いてからは娘のことは全て夫に任せ、私はシャワーを浴びてベッドへ。夫は娘に朝食を食べさせた後仕事へ。娘はおもちゃでしばらく遊んだ後、私が寝ているベッドに来たので一緒に昼過ぎまで寝ました。

昼食後も私の体力は回復していなかったので、片付けは諦め、私は再びベッドへ。娘はおもちゃをベッドに持ってきて自分で遊んでいました。悪阻中の経験からか、私が具合悪いのを理解しているようで、本当に助かりました。

夕食はご飯だけ炊いて、後は帰ってきた夫に任せ、「何か食べなきゃ赤ちゃんに良くない」と言う夫に促されて、リンゴを半分食べ就寝。

 

翌日もまだ身体はだるく吐き気があり、家でゆっくりしたかったのですが、イースターの集まりがあったので夫の実家へ。

翌々日もまだ具合が悪く、夫の実家で寝てばかりいました。

 

ようやく回復したのは到着から4日後。風邪の症状も治まり、普通の生活がおくれるようになりました。

 

妊婦である上に、風邪が重なってより大変だったと思いますが、空席があって本当にラッキーでした。空席狙いで水曜日の便にしたのが正解でした。これが満席だったらと思うとぞっとします。

 

はぁ〜本当にしんどい体験だった…